天竜川水系 水窪川支流 白倉川西俣沢
* 時間、距離、標高はおおよそです
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西俣沢には8基の堰堤がある。私が白倉川に釣行しだした頃
ゲートで合う釣り人の間で西俣に堰堤が造られているという話があった
西俣の第1堰堤 |
白倉川の最終堰堤上で東俣と西俣が合流する
最終堰堤から250m程西俣に入り込むと西俣の第1堰堤(仮称)がある
第1堰堤(仮称)の銘板が完成後上から 落下 落ちていたのを拾って記念撮影 カトちゃん ペッ! で付けたんじゃー 落ちるわな~! |
第1堰堤(仮称)が2006年に完成
右岸の際を上がって堰堤上に上がれたが
2010年に第1堰堤(仮称)の上に第2堰堤(仮称)の工事が始まり
翌年入渓した時堰堤は完成していた
2012年に第3堰堤(仮称)の工事が始まり
2014年に入渓すると第4堰堤(仮称)までつくられいた
今後さらに増えるかもしれない
西俣の入り口は暫く様子を見たほうがいいだろう
入渓は控えるべきだ
2014年 工事が行われている 西俣の入り口 |
西俣の入り口は大崩壊地帯で林道の山側の法面は
何年もかかってコンクリートで固める工事をしていて
暫く前に終わったばかりだ
山側 高い! |
林道から下の法面もすり鉢状で絶えず崩壊していたが
現在工事が行われていて完成すれば安全になりそうだ
第1堰堤(仮称)から
400m程で第5,6堰堤(仮称)がダブルである
第5堰堤(仮称)が2008年に完成
第5堰堤(仮称)は少し下がった右岸に踏み跡があり
ここを上がって林道に出る
第5堰堤(仮称) |
すぐに林道から降りる踏み跡があるが
崩れていて利用できない
第6堰堤(仮称)上に涸れ沢があり
このガレ場を降りて第6堰堤(仮称)上に出る
第6堰堤(仮称)上から撮る 下に見えるのが第5堰堤(仮称) |
ここから釣り上ると2009年完成の第7堰堤(仮称)が800mほど先にある
第7堰堤(仮称)の巻道を探すが分からず
200m程下がったところに沢が流れていてここを上がった
第7堰堤(仮称) 左岸に工事用の命綱が 残置されている。それを利用して途中まで 上がったが怖くなって止める。その後命綱が 堰堤上にたれている。猛者がいる! |
この沢に掛かる橋が仙倉橋で
横の山側の法面が崩れて暫く工事が行われていた
ダイナマイトで崩していて渓に立ち入り禁止の表示があった。
過って仙倉橋から下を眺めると
緑、豊かな美しい渓が広がっていたが崩壊して荒廃してしまった
仙倉橋 |
第7堰堤(仮称)から第8堰堤(仮称)の間も
崩壊していて工事が行われていた
この間は200m程で第8堰堤の前に白倉川橋が掛かり
白倉林道はUターンするように高度を上げて
白倉林道終点の中ノ尾根山の登山口へ向かう
中ノ尾根山の登山口 |
中ノ尾根山は浜松市の最高峰で標高2296m
1965年私たちの年代には懐かしい
アルフレッド・ハウゼ・タンゴ・オーケストラの楽器を積んだ
全日空の貨物機がこの山に墜落し、
なんと2年近くも発見されなかった
それほど水窪は遠く山深い処だったのだろう
白倉川橋はゲートから8㎞程で標高1200m以上ある
ここまで歩いて2時間半かかる
西俣の最終堰堤 第8堰堤(仮称) ガードレールが白倉川橋 |
第8堰堤から入渓すると高度が徐々に上がり渓相も良い
西俣には白倉川橋から上流に林道が左岸にあったが
今は完全に崩壊していて所々に擁壁や石積みがみられる
釣り上っていくと標高1400m手前辺りに昔懐かしい
昭和レトロのボンネットバスが木立の中にある
さらに釣り上ると山が深くなる私はその先で竿を収めた
第8堰堤からはすべてイワナだった
西俣の尺イワナ |
私が西俣に入渓しだした頃は最終堰堤のみだった
それが毎年のように堰堤が造られこれからも増えそうだ
少年のように胸をときめかせ
渓魚とやり取りしたあの渕や落ち込みは
いまは想像もできない
西俣の下流域の釣り場は失われてしまった
私はそれが残念で残念でしょうがない
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* 最後まで付き合ってもらい ありがとうございます
白倉川西俣沢の釣行に少しは役に立つでしょうか?
渓流は危険がいっぱいです
たかがサカナ 安全に釣りをしましょう
渓流はたえず変化しています
当方の情報が最新で、すべて正しいとは限りません
事故等につきましては当方は一切責任を負いません
自己責任でお願いします *
グッドラック!